「プロフェッショナルの条件」(2000)ピーター・F・ドラッカー
主張:知識労働者は、習慣的に貢献しなければ、高い価値を生み出していると言えない。
問題:知識労働者の生産性が高まっていない。
知識労働に固有の問題は次の3点である。
固有問題1:仕事の境界が不明瞭で他者が管理できない。
固有問題2:自ら意思決定しなければならない。
固有問題3:自らの成果を他者に供給しなければ価値にならない。
解決策:自らの専門知識を成果のために有効に適用し、組織の目的に習慣的に貢献する。
貢献に不可欠な習慣は次の6点である。
習慣1:自らの独自知識・仕事の仕方・価値観を確認する。
習慣2:仕事の最初に目的を問う。
習慣3:貢献に時間を集中する。
習慣4:他者の知識と結合させ相乗価値を出す。
習慣5:経済や社会の変革を目指す。
習慣6:自らの卓越性を追求する。
原著:THE ESSENTIAL DRUCKER ON INDIVIDUALS (2000)
著者:上田惇生
0コメント